キャンプコットのギシギシ音が気になる!簡単カスタムできしみ対策を

キャンプコットのギシギシ音が気になる!簡単カスタムできしみ対策を

 

【目次】
  1. コットのきしみ音の原因とは?
  2. 摩擦を軽減!布テープの貼り方
  3. カスタマイズにオススメの布テープ6選
  4. 手近に材料がない!?すぐにできる応急処置
  5. おわりに キャンプコットのギシギシ音には布テープがおすすめ!

 

1.コットきしみ音の原因とは?

 

「キャンプコットのギシギシ音がうるさくてストレス!」「キャンプコットのギシギシ音がうるさくて寝られない!」といった悩みを持っていませんか?

また、ギシギシ音がうるさいと壊れてしまうのではないかと不安になってしまいますよね。


キャンプコットのギシギシ音は、摩擦が原因で起こっています。


布テープを利用すればギシギシ音を解消できる場合がほとんどですが、組み立て不良や損傷が原因の場合もあるため、注意が必要です。

 

 

■キャンプコットのギシギシ音は摩擦が原因!


キャンプコットのうるさいギシギシ音は、シートとポールの摩擦で起こっている場合がほとんどです。

多くのキャンプコットは何本かのポールでシートを支える構造ですので、体が動くことによってシートも動き、その結果シートとポールが強く擦れます。

特に寝返りをうつ時は全身の体重が移動して強く圧力がかかるため、ギシギシ音が起こりやすいです。

以上のような場合、布テープを利用することで、ギシギシ音が解消できます。


摩擦が原因でなければ組み立て直しや買い替えが必要


キャンプコットのギシギシ音は、シートとポールの摩擦によって起こる場合がほとんどですが、以下のような場合もギシギシ音が起こります。


・キャンプコットの組み立てが甘い場合

・そもそも組み立て方を間違えている場合

・フレームが曲がっている場合


上記の中でも特に見られるのは、キャンプコットの組み立てが甘い場合です。


組み立てが甘いと各部品の接続部分に隙間ができてしまい、少し体重を移動しただけでもギシギシ音が出てしまいます。


そもそもの組み立て方を間違えている場合も同じで、各部品が正しく使われていないと隙間ができやすく、ギシギシ音が起こる原因になります。


以上のような組み立ての不良がギシギシ音の原因であれば、キャンプコットを最初から組み立て直すことが必要です。


一方で、フレームが曲がっていることが原因であれば、キャンプコットを買い替えた方が良いでしょう。


フレームが曲がってギシギシ音が起きている場合も、部品の接続部分に隙間ができてしまっていることが多いです。


ですが、組み立て直しても解決する問題ではないため、修理か買い換える必要があります。


もし買い換えるのであれば、ドイツ発の欧州No.1であるALPIDEX社製「ウルトラライト ローコット」がおすすめです。

ベッドのような寝心地に加えて、超軽量でワンタッチの簡単な組み立てであるため、どんなキャンプシーンでも活躍します。


また、購入から1年間の無料保証が付いていることもおすすめできるポイントです。

初期不良の対応はもちろん、通常使用で破損した場合もパーツを無料交換してくれます。

 

 

2.摩擦を軽減!布テープの貼り方

 

キャンプコットのギシギシ音をならないようにするには、キャンプコットのポールに布テープを貼りましょう。


ポールに布テープを貼れば、摩擦が軽減されて強くこすれることがないため、ギシギシ音が出にくくなります。


以下の手順で布テープを貼ると、ギシギシと音がならなくなります。


【手順①】キャンプコットを組み立てる

【手順②】シートとポールの接続部分を確認して目印をつける

【手順③】一度、解体する

【手順④】布テープをカットし大きさを調整する

【手順⑤】シートとポールの接続部分以外に布テープを貼る

【手順⑥】再度、組み立てる

 

 

【手順①】キャンプコットを組み立てる

まずはキャンプコットを組み立てます。

しっかりと組み立てを行わないと、以降の手順に影響がでるため、説明書を見ながら間違いのないように組み立てましょう。


また、組み立てが終わったら、普段使うときと同じ置き方で地面に置きます。

 

 

【手順②】シートとポールの接続部分を確認して目印をつける


次にシートとポールの接続部分を確認して目印をつけましょう。目印をつける理由は、布テープの貼る位置と貼らない位置を区別するためです。

シートとポールの接続部分に関しては、ポールの太さを変えてしまうと、上手く接続できなくなる可能性があります。


そのため、シートとポールの接続部分には布テープを貼らないよう、印を付ける必要があるのです。


また、印をつける際は、後で剥がしやすいマスキングテープや付箋などがおすすめです。

 

 

 

【手順③】一度、解体する


印をつけ終わったらポールに布テープを貼るため、キャンプコットを一度解体します。


ギシギシ音は、シートとポールが重なっている部分が強く擦れることによって起こります。

そのため、原因の箇所に布テープを貼るためには、一度キャンプコットを解体する必要があるのです。


【手順④】布テープをカットし大きさを調整する


次に布テープをカットして大きさを調整します。


仕上がりを綺麗にするためには、布テープをポールの太さに一周分に合わせて切る必要があります。


長さを測る方法としては、ポールに紙などを巻きつけて測るのがおすすめです。


布テープをカットして大きさを調整する時にポール一周分の長さでカットすれば、綺麗に隙間なく貼れるようになります。


【手順⑤】シートとポールの接続部分以外に布テープを貼る


次に目印を目安にポールとシートの接続部分以外に布テープを貼ります。


布テープを貼る場所は、摩擦が起こっているシートとポールの接触部分です。


この時にポールとシートの接続部分には、布テープを貼らないようにしましょう。


【手順⑥】再度、組み立てる


最後に、キャンプコットを再度組み立てます。


ここでは、ポールとシートの接続部分に布テープが被さっていないか確認しましょう。


キャンプコットの構造が何本かのポールでシートを支えている場合、接続部分に布テープが被さると歪みができる可能性があり、故障の原因になります。


また、ギシギシ音が起こらないか確認して下さい。


正しく布テープが貼られていて、ギシギシ音が起こらなければ作業完了です。



3.カスタマイズにオススメの布テープ6選

 

 

キャンプコットのギシギシ音対策に布テープを使用する場合、幅が広く強力な粘着力を持った布テープがおすすめです。


また、耐久性があるものを選ぶことで、外での利用も安心できます。

 

 

①コスパ最強!100円で買えるダイソーの「貼れる布」

 

ダイソーの「貼れる布」は、100円(税別)で販売されている布テープです。幅は約5cm程度で、長さは1メートル程度あります。



この「貼れる布」は、生地が薄く柔らかいため、好きな形にカットしやすいのが特徴です。


また伸縮性があるため、キャンプコットのポールのような丸いものへの貼り付けに適しています。


色や柄の種類も豊富に揃っているため、シートの色と同じ色にするなど、自分の好みに合わせて選べるのもおすすめできる点です。


ただし、ダイソーの「貼れる布」は比較的薄いため、長期間使用すると擦れて劣化してしまう可能性があります。


②耐久力で選ぶなら!ニチバン 布テープ


ニチバンの布テープは粘着力と保持力が高いのが特徴の布テープです。


引っ越しの梱包などで使われる布テープであるため、耐久性が高く、擦れて劣化するといった心配をしなくて良いのがメリットです。


また、手で簡単に切れるため、楽に貼り付けができます。カラーバリエーションも豊富でホワイトやイエローなどのさまざまな色の中から好きな色が選べます。

一般的なテープの形である円状のもので、好きなカラーを選びたいのであれば、ニチバンの布テープがおすすめです。

 

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③カラーが豊富!信栄フエルト工業 はるっこフェルト


はるっこフェルトは、縦と横が15cmの布テープです。


カラーバリエーションは20種類もあるため、キャンプコットの色に合わせて選べます。


また、裏面の粘着素材に使われているのは、アクリル系粘着剤です。


強粘着性、耐熱性、低温接着性、高耐久性など優れた性能を持っているため、外に持ち出すキャンプコットのギシギシ音対策に適しています。

 

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④マジックテープでくっつく!トーカイグループ トイクロス

トイクロスは、マジックテープで貼り付けられる布テープです。


ポールの部分にマジックテープをつけておけば、「汚れた」「ボロボロになった」などの貼り替えたい場面で簡単に貼り替えられます。


またソフトでしなやかな質感で、切りっぱなしでもほつれないといった特徴があります。


カラーバリエーションも7種類あるため、気分で色を変えることも可能です。


ただし、マジックテープの厚みで太くなったポールがシートに通せなくなる可能性があります。


トイクロスを使ってギシギシ音対策の作業をするのであれば、ポールを通す部分に余裕があるかを一度確認しましょう。

 

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⑤ 固くて頑丈!光 硬質フェルト

硬質フェルトは、家具や椅子などの足につける保護材としても利用できる布テープです。


フェルト部分は特殊加工になっており、切ってもほつれにくく高耐久性といった特徴があります。


外で利用すると雨風にさらされる可能性もあるため、キャンプコットのギシギシ音対策には最適です。


また、大きさは7cm×14cmであり、貼り方によっては多少余る可能性もあります。


そのような場合、キャンプコット以外にも家具の保護材として使用できるなど、他の目的と同時に購入できるのがおすすめポイントです。

 

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⑥ 職人仕様!Nitto アセテート布粘着テープ

アセテート布粘着テープは、優れた柔軟性に高強度を兼ね備えた布テープです。あらゆる現場環境で使用されており、職人から高い人気を得ています。

安全性や機能性に関する標準化を目的としたUL認定も獲得しているのも特徴です。


そのため、高い耐久性能があるアセテート布粘着テープは、強い摩擦によって起こるキャンプコットのギシギシ音対策に向いています。

 

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4.手近に材料がない!?すぐにできる応急処置

手近に材料がない場合は、以下の3つを使うのがおすすめです。


①ロウソクを溶かしたロウ

②シリコンスプレー

③合皮

それぞれには摩擦を軽減する効果があります。


① ロウソクを溶かしたロウ

ロウソクを溶かしたロウをポールに塗るのもおすすめの方法です。ロウを塗ることによって滑りが良くなり、摩擦が軽減されます。


ロウソクが家の中にあれば、わざわざ買い物に行って材料を揃える必要がありません。


また、口コミなどを見ていると、ロウを塗って3回ほどキャンプ行ってもギシギシ音はならないなどの内容が見られます。


ロウソクを溶かしてロウを塗るのは、最も手っ取り早い方法ですのでおすすめです。



②シリコンスプレー

布テープがなければ、シリコンスレプレーもおすすめです。


シリコンスプレーとは、シリコンオイルを主成分としたスプレー状の潤滑剤です。


金属やプラスチックなどの表面に吹き付けることで、表面を滑らかにしたり摩擦を軽減したりしてくれるため、摩擦が原因であるキャンプコットのギシギシ音には最適です。


また、シリコンスプレーに使用されているシリコンオイルは、耐熱性や耐寒性、防水性に優れています。


濡れてもシリコンスプレーの効果は続くため、キャンプ中に突然雨が降ったとしても心配する必要はありません。


ただし、少しベタつくなどのデメリットがあります。


また、ギシギシ音を防ぐためには、布テープの方が適しているため、シリコンスプレーは手近に材料がない緊急の方法として考えておきましょう。


③合皮

合皮とは、布や不織布の上にポリウレタンコーティングを施したものです。


本物の革とは異なり、柔らかくもっちりとした特徴があります。そのため、カットしたり貼り付けたりするキャンプコットのギシギシ音対策に適しています。


また、合皮は見た目が革に似て高級感があり、見た目が悪くならないといった点がおすすめできるポイントです。


ただし、合皮の中には裏面に粘着テープ仕様になっていない合皮も存在します。

そのような場合、ボンドや両面テープを用意する必要があります。


5.おわりに~キャンプコットのギシギシ音には布テープがおすすめ!

キャンプコットのギシギシ音が起こる原因は、ポールとシートの間に強い圧力がかかるからです。


圧力がかかることで摩擦が起こり、ギシギシと音が出ます。


このようなギシギシ音が気になるのであれば、ポールに布テープを貼り、摩擦を軽減させるのがおすすめです。


布テープを貼る際は、ポールとシートの接続部分に貼らないなど綺麗に貼る必要があります。


綺麗に貼るためには、柔らかくて切りやすいものを選ぶとよいでしょう。

 

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